毒Pの暇つぶし部屋

気ままに更新していきます。たまに、こっそり(?)小説も更新してるかもです。

お母さんありがとう!大好きだよ!

5月12日
なんか、皆そわそわしてる。気のせいかな・・・?
「霧野。今日母の日だが今年は何か贈るのか?」
「そうだなー・・・今年も、カーネーションでいこうと思う。」
「そうか。」
母の日?カーネーション?なんだろう・・・
「ねぇねぇ、神童くん。『母の日』って、何?」
「フェイ、母の日知らないのか?」
「うん。」
「母の日っていうのは、お母さんに感謝の気持ちを贈る日のことだよ^^」
「そうなんだ・・・。どういうの贈ればいいの?」
「ん~・・・手紙とかカーネーションとか、気持ちがこもったのを贈れば良いと思う。」
「そっか!ありがとう!霧野くん!神童くん!」
母の日。黄名子に何か贈らないと!
でも、何にしよう・・・?
黄名子が好きなもの・・・良く分からないな・・・
・・・・あっ!そうだ、これにしよう!








「黄名子!」
「・・・どうしたやんね?フェイ。」
「あ・・あのさ・・今日母の日だからさ・・・」
「母の日?あぁ、今日だったやんね。」
「だから、これ・・・・」
「手紙?」
「うん。い・・・今から読むから、聞いててくれると、嬉しいな・・・」
「分かったやんね。楽しみだな。フェイの手紙!」
「・・・・黄名子へ・・・
 僕と黄名子が出会った時のこと覚えてる?
 最初はタイムパラドックスの影響だと思ってた。だけどね、一緒にいて分かったんだ。
 黄名子は、普通の女の子だって。
 でも、黄名子は誰にも言ってなかった僕の化身のことをしっていて、すごいびっくりした。
 僕のことになるとすぐに首を突っ込んできて、正直嫌だなって思った。
 だけどね、今までのこと今なら分かるんだ。
 黄名子は、ずっと僕のことを心配してくれてたって。
 それを知った時、凄い嬉しかった。嬉しくって涙が出た。
 黄名子にお礼がしたいって気持ちでこの手紙を書いたんだ。
 黄名子。
 ありがとう!大好きだよ!     フェイ」
ふと、顔をあげると黄名子は泣いていた。
「え・・・ご・・・ごめん!黄名子・・・」
「ち・・・違うやんね!嬉しくって・・・ありがとう!フェイ!^^」
黄名子の笑顔は、とても綺麗で太陽のように眩しかった。
「うち、頑張る!」
「え・・?」
「絶対絶対ぜぇーったいにフェイのお母さんになるやんね!」
「う・・・うん!頑張って!黄n・・お母さん!^^」
「うん!フェイ待っててね!」
僕の初めての母の日はとても暖かく感じた。







ありがとう。お母さん。大好きだよ!
 
 
 
 
 
 
 
あとがきヽ(^o^)丿
ここまで、読んで下さりありがとうございます!
この小説、シブの方にもぅpしています。
決してパクリではないです!同一人物なんで・・・はい・・・
ということで、お母さんいつもありがとう!大好きだよ!